城南信用金庫

城南信用金庫様は、1945年創立、東京都、神奈川県下に86店舗(うち有人出張所2・インターネット支店1)を有する金融機関です。健全、堅実な経営で、多くの会員さまに「安心」を提供するとともに、お客さま目線に立った思いやりの活動、地域を元気にする活動を進めておられます。

城南信用金庫様の動画配信システム導入事例

  • 業種:金融
  • 利用用途:VOD 情報共有 研修 社内教育 講演会 販売促進

城南信用金庫様は地域密着型の金融機関として、日々活動されています。その活動をお手伝いしているのが「クラストリーム」。安心できる社内情報共有ツールとして10年間ご利用いただいています。今回は配信の中心となっておられる人財育成部の佐々木様、山本様にお話を伺いました。

導入前の課題

・職員の集合研修を行っていたが、時間にしばられるうえ、交通費などの経費負担も大きかった。

・理事長のあいさつなどを、DVDを作って全店舗に配布しており、視聴に手間と時間がかかっていた。

・各店舗で独自の地域活動を行っているが、店舗間の情報共有は限定的であった。

導入後の成果

・集合研修にかかる経費と時間を節約でき、何よりお客さま優先で予定が組めるようになった。

・理事長の行動を追ってすぐに発信できるので、情報量が増え、時々のトレンドや向かうべき方向性がよく分かるようになった。

・イベントの様子や工夫が手に取るように分かり、自店舗でもすぐによいところを取り入れた活動が可能となった。

導入前の課題

・職員の集合研修を行っていたが、時間にしばられるうえ、交通費などの経費負担も大きかった。

・理事長のあいさつなどを、DVDを作って全店舗に配布しており、視聴に手間と時間がかかっていた。

・各店舗で独自の地域活動を行っているが、店舗間の情報共有は限定的であった。

導入後の成果 /

・集合研修にかかる経費と時間を節約でき、何よりお客さま優先で予定が組めるようになった。

・理事長の行動を追ってすぐに発信できるので、情報量が増え、時々のトレンドや向かうべき方向性がよく分かるようになった。

・イベントの様子や工夫が手に取るように分かり、自店舗でもすぐによいところを取り入れた活動が可能となった。

【目次】
DVDから配信へ、「クラストリーム」で得た安心感
各店舗から集まった情報を毎日配信
動画で良い活動を学び合い、お客さまへ還元
機能を連携し、新たな学びの活動へ

DVDから配信へ、「クラストリーム」で得た安心感

―「クラストリーム」はどんな経緯で導入されたのですか?

当金庫では20年ほど前から、理事長の年頭のあいさつなど、DVDを使って全職員が見る形をとっていました。全ての職員が一堂に会することは難しいなか、動画の有用性を認識していたのだと思います。
しかし社員教育の一環とはいえ、撮影をし、DVDを100枚焼いて全ての支店に配る作業は、とても手間がかかります。金融機関としての安全性を担保しながら、時間を有効活用できる方法はないか、そう考えてたどり着いたのが限定配信サービス「クラストリーム」だったといえるでしょう。

―「クラストリーム」に決められた理由は何だとお考えですか。

「クラストリーム」を導入したのは10年ほど前。当時はまだ、安全性重視の限定配信サービスがほとんどなかったと聞いています。以来、当金庫ではずっと「クラストリーム」を活用していますが、とても使いやすいシステムだと思っています。価格も他社と比べてリーズナブルですから、検討当時はかなり魅力的だったと思います。

各店舗から集まった情報を毎日配信

―「クラストリーム」をどのように活用していますか?

主に、職員向けの教育活動や啓蒙活動、研修に活用しています。まとめて配信するのは人財育成部ですが、研修のコンテンツについては、お客様応援部や融資部など、内容に応じた担当部署で作っています。
特定の部署だけに見せたい場合はグループ分けの機能(グループ機能)を利用します。この機能、実は配信前の動画チェックにとても便利なのです。制作した動画をこのまま全職員に見せてよいか、人財育成部のみの限定公開にしてチェックし、それで問題がなければ全職員に配信するという流れにしています。
いま力を入れているのが「理事長ホットライン」。その名のとおり、理事長がどこに赴きどんな活動をしているのか、講演の様子などを分かりやすくお伝えするのが目的の一つです。
もう一つ大きな目的は、各店舗のホットなイベントやよい活動を共有すること。当金庫は86店舗ありますので、「地域のイベントに参加した」などの情報が毎日のように入ってきます。人財育成部では、それをストックしながら5分程度の動画にまとめ、毎日アップしていくのです。今日も二本立てで発信しました。今は全員が業務用スマートフォンを持っていますので、空いた時間に自由に見ることができます。

動画で良い活動を学び合い、お客さまへ還元

―「クラストリーム」を導入して、どんなところがよかったですか?

「理事長ホットライン」では、理事長がどことどんな提携をしたかなど、トップの行動が2000人の職員に伝わります。今の会社の動き、トレンド、どの方向に向かっているのかを全員で共有できるのは意義深いことです。また、場所を選ばないので、産休中等の休暇期間であっても常に情報を得ることができます。
各店舗での取り組みの共有は、店舗活動に大いに役立っています。特に動画なら、他店の活動の様子が手に取るように分かります。例えば「地元の学校に出向いて金融教室を開きました」といった場合でも、「こういう方法で開催しているのか」、「ここにはこんな工夫があるな」と、具体的な部分が見えてくる。「うちでもやってみよう」と、新たな発見や改善にすぐにつながります。活動を重ね、地元の皆さんに城南信用金庫という名前を知っていただくことで、実績にもつながってきました。
研修の行い方も変わってきています。職員向けのライフアドバイザー研修では、おのおのが説明の動画を見た後、オンラインでテストも受けられるようになりました。集合型で行っていた頃は、業務を調整して全員が集まるのは大変でしたが、今は決められた期間内であれば、各自の業務の合間に行うことができます。移動の時間も交通費も削減。何よりお客さま優先で予定が組めるようになったメリットは大きいと思います。

機能を連携し、新たな学びの活動へ

― 将来的に「クラストリーム」をどのように活用していきたいとお考えですか?

今後はeラーニング的な活用を広げたいですね。スマートフォンであれば時間外でも使えますから、動画での学習媒体として有効活用していきたいと考えています。
ここ数年、世の中は一気にオンライン化が進み、さまざまなツールが出てきました。それに伴い「クラストリーム」も進化し、他のツールとの親和性が図られているようです。例えばZoom連携機能では、Zoomの映像を「クラストリーム」からも配信することで、Zoomへの参加者を分散し、負荷を軽減することができるとのこと。また、字幕生成機能もできたとか。業務用スマートフォンはBluetoothイヤフォンが非対応のため、字幕を表示して音なしで見られればとても便利だと思います。
最近スタンダードプランの同時視聴者数も増えました。追加料金なく基本のプランの中でサービスが充実していくのはとてもうれしいことです。「聞こえる倍速再生」など、便利な機能を使っていますが、まだまだ使っていない機能もあるようです。これからぜひ試してみたいと思います。

ー アイ・ピー・エルはこれからもよりお客さまにとって利用しやすいサービスを目指し精進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。