名鉄観光サービス株式会社

名鉄観光サービス株式会社様は、全国に86の支店と海外事務所を持つ、名古屋鉄道グループの旅行会社です。個人や団体旅行、修学旅行などを幅広くサポートされています。また、スポーツ事業やMICE事業、自治体や企業の課題解決にも取り組んでおられます。

名鉄観光サービス株式会社様の動画配信システム導入事例

  • 業種:教育
  • 利用用途:VOD イベント セミナー 授業 研修 社内教育

名鉄観光サービス株式会社様には、MICEセンターというビジネスイベントを取り扱う専門の部署があります。企業・団体にかわって全国大会、会議、研修会などの実務運営を担っており、オンライン配信媒体として「クラストリーム」をご利用いただいています。その導入の決め手になったポイントや使用感などを、ご担当の北川様、野口様に伺いました。

導入前の課題

・以前利用していたシステムは、動画の視聴量が増えると大幅に料金が上がる仕組みであったため、利用料に対する懸念があった。

・お客さまから預かった動画を特定の方々に配信することから、セキュリティが十分かどうか不安があった。

導入後の成果

・クラストリームは大部分が基本料金に含まれるため、予算が組みやすくリーズナブル。乗り換えにより経費削減ができた。

・流出防止のためのウォーターマーク機能(透かし制御)など、いくつものセキュリティ対策を備えており、対策強化の要望があっても応えられるようになった。

導入前の課題

・以前利用していたシステムは、動画の視聴量が増えると大幅に料金が上がる仕組みであったため、利用料に対する懸念があった。

・お客さまから預かった動画を特定の方々に配信することから、セキュリティが十分かどうか不安があった。

導入後の成果 /

・クラストリームは大部分が基本料金に含まれるため、予算が組みやすくリーズナブル。乗り換えにより経費削減ができた。

・流出防止のためのウォーターマーク機能(透かし制御)など、いくつものセキュリティ対策を備えており、対策強化の要望があっても応えられるようになった。

【目次】
基本料金で幅広く動画配信をサポート
リーズナブルなのに高セキュリティ、乗り換えてよかった
未だに根強いオンラインのニーズ

基本料金で幅広く動画配信をサポート

―「クラストリーム」導入のきっかけを教えていただけますか?

MICEセンターは、全国から人を集めるようなビジネスイベントを扱う専門の部署です。2020年以降、コロナ禍でどうしても集まれない状況となり、オンライン開催に移行することを決めました。研修で行う講義などを動画にして限定配信を始めたわけです。
限定配信のためには、専用のシステムが必要です。はじめの1年間は「クラストリーム」ではなく、別のプラットフォームを利用していました。ところが進めていくうちに、ある懸念が出てきてしまいました。

―どんなお悩みがあったのでしょうか。

それまで契約していたサービスは、データ転送量による料金の振れ幅が大きいものでした。特にコロナ禍で視聴者が増えた際には、利用料がかなりの高額になり、大きな負担となりました。「セキュリティを担保した上で、もっと当社の実情に合ったサービスはないだろうか」、そう考え、私たちは新たな動画配信サービスを探し始めました。

―「クラストリーム」は何で知りましたか?印象はどうだったでしょうか。

インターネットで法人向けの動画配信サービスを探していたとき、「クラストリーム」を見つけました。「いろいろな機能がついていて、使用感がよさそうだ」というのが、最初の印象です。ホームページには付加機能が詳しく説明されていましたし、デモ画面もあって、とてもわかりやすいと感じました。
何より安心できたのは、掲載されている「料金表」を見たときです。そこには規模に応じた3つのプランが載っていました。細かいところまで詳しく書かれているので、具体的にどのくらいの金額になるかも予想できます。基本料金だけで多くの機能が賄えるとわかり、安心して問い合わせました。

リーズナブルなのに高セキュリティ、乗り換えてよかった

―「クラストリーム」導入の一番の決め手は何ですか?

データ転送量の問題が解決できることが一番のポイントでした。「クラストリーム」は基本料金の枠が広いところが特長だと思います。ライトプラン、スタンダードプランは追加料金なしですし、現在契約中の大規模向けエンタープライズプランでは、転送量2テラバイトまでが基本料金に含まれます。「これで、料金が跳ね上がる心配もない」と、ほっとしているのが現状です。また、IDが足りなくなる場面が多々あったので、エンタープライズプランでは10,000IDを追加料金なしで利用できる点は有り難いです。

―視聴履歴は役に立っていますか?

研修を実施する場合、リアルと異なり、対象者が本当に見ているかどうかはわかりません。「ちゃんと見ているか必ず確認したい」というお客さまが多くいらっしゃいます。そのため、視聴履歴が取れること、早送りを出来ないようにする等の視聴制限を設けられることも「クラストリーム」を選んだ重要ポイントの一つでした。当社でユーザーさんの視聴履歴をダウンロードし、主催者であるお客さまに履歴を送る形で運用しています。

―他には、どんなところが良かったですか?

セキュリティ面に力を入れているところが良いですね。大切なお客さまの情報を預かっている者として、たいへん心強く感じています。その一つとして、「クラストリーム」には、動画に暗号化したIDと視聴日時(暗号化)を透かしで入れられるウォーターマーク機能がありますよね。これは注目すべき機能だなと、導入前から気になっていました。
IDとパスワードだけでは不十分と考える方も多いですが、強化されたセキュリティ機能により、安心感が格段に向上します。

―導入時のサポートはいかがでしたか?

導入する前に試用版の環境を整えていただき、実際の動きが試せたのは良かったです。メールや電話で問い合わせた際にもレスポンスが早く、不明点がすぐに解決できてありがたかったです。

―複数の研修を同時に配信することもありますか?

別々の案件が同時進行していることもありますが、「クラストリーム」にはグループ機能がありますので問題ありません。お客さまごとにグループを作り、動画を紐づけることで、参加される方が特定の動画だけしか見られないような形にしています。

―動画をカテゴリー別に細かく整理されているようですね。

1案件の中に動画数が多いものがあるので、カテゴリーに分けて整理しています。動画数が多い案件が重複することもありますが、保存できる容量に十分余裕があるので助かっています。

―他によく使う機能はありますか?

「お知らせ機能」は、よく利用しています。ログインしてすぐのページに説明や注意書きを添えられることから、お客さまサービスとしては欠かせません。「この日、この時間に見る人向け」など、内容を細かく分けて文章を用意できるので、大切なお知らせをピンポイントで伝えたいときにはとても便利だと感じています。

未だに根強いオンラインのニーズ

―今後の動向についてはいかがでしょうか。

コロナ禍を経てオンライン化が急速に進み、一般的になってきました。今ではどのお客さまも、サポートなしで動画を作成いただいている状態です。コロナ禍が明け、全国大会などリアル開催が戻ってきたものの、オンラインの方が適している組織や研修目的が顕在化してきたことから、これからも残っていくでしょう。ニーズに対応するため、引き続きクラストリームを利用していきます。
「クラストリーム」を利用していると「こんなことができるようになるとうれしい」といった要望が出てくることがあります。弊社からも機能要望の相談をしており、現在そちらの開発を進めていると伺いました。そうした声を拾い上げていただくことで、よりいっそう「クラストリーム」が使いやすくなっていくのを感じています。
今回ご紹介いただいた自動字幕生成機能のように、基本料金だけで使える機能が増えていくのもうれしいです。今後も期待しています。

ー アイ・ピー・エルはこれからもよりお客さまにとって利用しやすいサービスを目指し精進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(取材ご協力:
名鉄観光サービス株式会社 MICEセンター 北川様、野口様
※ご所属、業務内容、写真、インタビュー内容は取材当時のものです。ご協力ありがとうございました。)