東京ガス株式会社エネルギーソリューション本部様の動画配信導入事例

・内線付きのスマートフォンが全員に配布されたことをきっかけに、業務プロセスの見直しを検討していた。

・社内での研修や説明会を行う際に、一度に全員が集まることが難しく、何回も行っていた。

・「クラキャスター」を使って、スマホからボタン一つで簡単にライブ配信。1年あまりで400本以上のコンテンツを登録。

・「クラストリーム」で配信することで研修が1回ですみ、大幅な業務削減に加え振り返りも可能となった。

【目次】
いつでもどこでも社内研修を動画で
導入の決め手はセキュリティの高さとフットワークの良さ

いつでもどこでも社内研修を動画で

東京ガス株式会社 エネルギーソリューション本部は、ガス・電気やエネルギーサービスの提案、販売を行う法人営業部隊です。内線付きのスマートフォンが全員に配布されたことをきっかけに、業務プロセス改革の一環として、動画配信プラットフォーム「クラストリーム」をご導入いただきました。お話をお伺いしたところ、導入前には下記のような課題を抱えていたそうです。

〇社内での研修や説明会等の実施が困難
業務はお客様の都合を優先することも多く、社内での研修や説明会等を、全員で集まって実施することが困難でした。比較的集まりやすい時間帯は夕方15時以降でしたが、そうすると育児中などで時短勤務の社員は参加できません。研修の実施日時・時間帯に気を使い、複数回実施したり、その度に会場を確保したりするものの、結局全員は参加できずに、資料だけでフォローすることも多くありました。

〇いつでもどこでも動画で研修が視聴可能に
一度実施した研修や説明会を、その場で撮影し「クラストリーム」で配信することで、営業先への移動時間や業務にゆとりのある時に、動画受講することができるようになりました。複数回実施していた研修は、1回実施すればよくなり、研修を企画する側も大幅な業務削減となりました。もちろん、各拠点から、研修のために本社へ集まる各自の移動時間も削減することができました。

副次的な効果として、研修の振り返りができることも大きなポイントです。会場で受講しても、必ずしも内容が完璧に理解できない時もあるため、振り返って研修内容を動画で確認することができ、便利になりました。

導入の決め手はセキュリティの高さとフットワークの良さ

クラストリームは、IPアドレス制限や暗号化配信などセキュリティを重視した機能をもっていることや、リーズナブルであること等が導入の決め手となりました。加えて、導入時に必要なセキュリティチェックや各種要望に、柔軟に対応してくれるフットワークの良さにも助けられています。

〇スマホ一台で気軽に撮れて見られることがポイント
既に社内ネットワークにつながるスマートフォンを使って、ライブ配信も実施しています。

モバイルアプリ「クラキャスター」は、ボタン一つで簡単にライブ配信ができるため、とても便利です。配信終了時に、簡単にライブ動画をクラストリームにアップロードできるため重宝しています。視聴者側もスマートフォンでいつでもどこでも動画を見ることができるため、効率化に繋がっています。

〇コンテンツ作成に手間をかけないことが長続きするコツ
導入当初から、録画動画の作成は外部の方にお願いしており、経営層のメッセージなど原稿があるような内容については、テロップを入れる等の編集をし、5~6分の短い内容で配信をしていますが、その編集作業は外部委託をするなど社内業務に影響がでないようにしています。

また、通常の研修などは、無編集で配信するなど、できるだけ手間をかけないことが、長続きするコツです。クラストリームのPDF連携機能（PDF資料と動画をそれぞれ登録し並べて視聴できる機能）も便利に使っています。使い始めて1年ちょっとですが、400本以上のコンテンツを登録しています。

最近は、複数の他部署から「使ってみたい」という声があがっています。これからもますます社内でニーズが増えていくのではと考えています。

（取材ご協力：
エネルギーソリューション本部　エネルギー企画部　ＩＴ・業務改革グループ
山内義実様、川口宏弥様
※ご所属、業務内容、写真、インタビュー内容は取材当時のものです。ご協力ありがとうございました。）