2021/05/26
2024/03/04
2021/05/26
2024/03/04
eラーニングプラットフォームの選び方|LMS機能付きがおすすめな理由も解説
近年、社内研修にeラーニングを活用する企業が増えてきています。
セキュリティ対策がしっかりと施されている動画配信システムを使用すれば、時間や場所を問わず社内研修を行うことが可能です。
そこで今回は、社内研修にeラーニングを活用する際に最適な動画配信プラットフォームの選び方や、e-ラーニングを実施する際に必要不可欠な学習管理システム(LMS)について解説します。
eラーニングとは?
「eラーニング」とは、インターネットを活用し、パソコンやタブレット、スマートフォンを利用して行う学習方法です。
オンラインで時間や場所を問わず受講することができるため、企業の社内研修にも活用されています。
本社・支社で同一の研修を行うことや、受講時間を社員に一任することも可能であるため、受講するための移動時間や無理なスケジュール調整が不要となります。
その結果として、業務の効率化を図ることが可能です。
eラーニングの概念が初めて登場した時、学習コンテンツはCDやDVDなどで提供され、視聴者自身で学習を進めるスタイルが主流でした。
しかし、インターネットの進化とともに、e-ラーニングのコンテンツ配信や学習管理の効率化が求められるようになり、登場したのがLMS機能を備えたe-ラーニングプラットフォームです。
eラーニングの学習管理システム(LMS)とは?
LMSは、e-ラーニングの学習コンテンツの配信、学習の進捗や結果などの管理、受講者情報の管理などを一元的に行える学習管理システムです。
LMS機能がついていることにより、コンテンツ提供者と受講者の両方が、より効率的かつ効果的にeラーニングを配信・受講することができます。
学習管理システム(LMS)の機能
ここからは、学習管理システム(LMS)の代表的な機能を5つご紹介します。
- 学習コンテンツの配信
- 学習状況の管理
- 様々なデバイスに対応
- ライブ配信、録画
- セキュリティ管理
それでは、1つ1つ解説していきます。
学習コンテンツの配信
学習管理システム(LMS)は、自社で作成したeラーニング動画や資料などの学習コンテンツをサイト上にアップロードするだけの簡単なやり方でコンテンツを配信することができます。
学習管理システム(LMS)によっては、動画や資料を配信する日時を設定できる機能や作成した動画に字幕を表示する機能も備わっているため、より円滑にeラーニングのコンテンツ配信を行うことができるでしょう。
学習状況の管理
eラーニングの受講者がどの動画をどこまで閲覧したのか、学習管理システム(LMS)で確認することができます。
受講者の学習スピードや学習内容などの状況を把握・管理することで、適切なアドバイスやフォローアップなどを行うことができて、社員の知識や技術力をいち早く伸ばすことに繋がるでしょう。
様々なデバイスに対応
学習管理システム(LMS)によっては、スマートフォンやタブレット、PCなどの様々なデバイスに接続可能なものがあります。
そのため、好きな時間に好きな場所でeラーニングを受講することができるため、社員の学習意欲向上が期待できるでしょう。
また、弊社クラストリームの動画配信システムであれば、電子機器だけでなく、ZoomやTeamsなどのオンラインミーティングの連携も可能であるため、質の良いeラーニングが実施できると言えます。
ライブ配信・録画
リアルタイムでeラーニング動画を配信できる、ライブ配信機能付きの学習管理システム(LMS)もあります。
例えば、集合研修等をライブ配信することで、実際の研修に参加したような学習環境を構築することが可能です。
また、ライブ配信した動画を録画できる学習管理システム(LMS)では、録画した動画を学習コンテンツとして保存し、後から繰り返し受講することもできます。
セキュリティ管理
企業内にて配信するeラーニング動画の中には、自社独自の研修内容や機密情報が含まれている映像などもあるのではないでしょうか。
外部サービスを使用する場合、セキュリティ対策を考慮しなくてはなりませんが、学習管理システム(LMS)であれば、受講者限定機能やアクセス制限などの万全なセキュリティ対策が備わっているものもあるため、安心・安全に配信することができます。
eラーニングプラットフォームの種類
ここからは、eラーニングプラットフォームの種類について2つご紹介します。
- オンプレミス版
- クラウド版
それでは、それぞれ解説していきます。
オンプレミス版
オンプレミス版は自社で準備したサーバーにシステムを導入し運用する形態です。
オンプレミス版導入用の自社サーバーの設置が必要なため、導入コストや設置作業などが必要というデメリットもありますが、インターネット回線の帯域を消費せずにコンテンツ配信ができたり、柔軟なカスタマイズを行うことができるというメリットもあります。
なお、弊社が提供する「クラストリーム」のオンプレミス版では、外部から直接アクセスができない閉じたネットワーク上でコンテンツを配信しております。
物理的に外部のネットワークからアクセスすることができない厳重なセキュリティのため、官公庁や金融機関・研究機関など、機密レベルの高い動画を扱う会社では、オンプレミス環境での構築がおすすめです。
→クラストリームオンプレミス版について詳しくはこちら
クラウド版
クラウド版は、プラットフォーム自体がWeb上に存在しており、オンライン上で運用する形態のことを指します。
オンライン上で運用するため、インターネット回線の用意は必須ですが、サーバー設置の必要がなく、低コストで手軽に始めることができるのが魅力です。
弊社が提供するクラストリームでは月額5.5万円(税込)という低価格で費用を抑えた導入が可能です。
→クラストリームクラウド版について詳しくはこちら
eラーニングプラットフォームを導入するメリット
学習管理システム(LMS)とeラーニングプラットフォームの種類について理解していただけたのではないでしょうか。
ここからは、社内研修でeラーニングプラットフォームを導入するメリットを4つご紹介していきます。
- いつでも、どこでも受講できる
- 各社員のレベルに応じたサポートを行うことができる
- コストを削減できる
- 繰り返し受講することができる
それでは、1つ1つ解説していきましょう。
いつでも、どこでも受講できる
eラーニングプラットフォームは、インターネット環境が整っていれば、場所や時間の制約を受けずにeラーニングを配信・受講することができます。
eラーニングプラットフォームを活用して、研修会場に移動する時間や負担を軽減し、実際の研修と変わらない学習を行うことができるのは、eラーニングプラットフォームを導入する最大のメリットと言ってもよいでしょう。
また、eラーニングプラットフォームを活用すれば、ソーシャルディスタンスを保ちながら、社内研修等を行えるため、コロナウイルスなどの感染症等を気にする社員の方でも安全に社内研修等を行うことが可能です。
各社員のレベルに応じたサポートを行うことができる
eラーニングプラットフォームは、社員の受講履歴など学習状況の把握や成績の管理を簡単に行えるため、各社員のレベルに応じたサポートを行うことができます。
eラーニングプラットフォームの管理者ページ等から受講履歴や習熟度を容易に確認することができ、各社員へ適切な対応ができるため、一斉に研修を行った場合よりも着実なスキルアップを見込めることでしょう。
コストを削減できる
eラーニングプラットフォームは、時間や場所を選ぶことなくeラーニングを配信・受講できるため、会場準備にかかる費用や移動するための交通費などのコストを削減できます。
また、講義や研修の度に講師を招く必要もないため、講演料なども抑えることが可能です。
繰り返し受講することができる
eラーニングプラットフォームは、学習コンテンツを保存することができるため、後から繰り返し受講することができます。
社員の知識やスキルの定着を図ることが可能となるでしょう。
eラーニングプラットフォームを選ぶポイント
ここからは、適切なeラーニングプラットフォームを選ぶための4つのポイントをご紹介します。
- 充実した機能性
- 高画質&低遅延
- セキュリティ対策
- コストパフォーマンス
それでは、1つ1つ解説していきます。
充実した機能性
eラーニングプラットフォームを選ぶ際には、機能の豊富さや使いやすさを重視しましょう。
機能が豊富で使いやすいと、コンテンツの管理や学習者のモチベーション維持が簡単に行えたり、フィードバックの最適化にも繋がるためです。
以下に、円滑にeラーニングプラットフォームを利用するためにおすすめな機能を5つご紹介します。
- ライブ配信・動画の保存
- 受講者の設定
- アンケート作成・コメント
- 関連動画・おすすめ動画表示
- 倍速再生
ライブ配信・動画の保存
eラーニング動画をライブ配信したり、保存する機能です。
ライブ配信機能があれば、動画の配信者と受講者でリアルタイムに情報共有することができるため、オンライン会議に近いスタイルで講義を行うことも可能となります。
また、動画の保存機能を使えば、同じ動画を繰り返し使用することができるため、コスト削減や社員の知識定着が期待できるでしょう。
ただ、動画を保存する場合は、十分な保存容量が必要となるので、何時間分の動画を保存できるのか事前に確認しましょう。
受講者の設定
受講できるユーザーの限定やグループ分けをする機能です。
外部への機密情報漏れを防止するために受講者制限をしなくてはなりませんが、それだけでなく、社内での役職別研修等を行う上でも、受講者を限定できる機能は必要不可欠といえます。
また、受講者を設定できるグループ分け機能を利用すれば、コミュニケーションツールを使いながら情報や意見の交換を手軽に行うことが可能です。
アンケート作成・コメント
eラーニング配信後のアンケート回答や配信中にコメントできる機能があれば、配信者・受講者双方の課題改善に繋がります。
例えば、配信者は、eラーニングの内容やレベルが適切だったのかアンケート調査をすることで問題や課題が可視化されます。
アンケート結果から見えた課題を徹底的に改善していけば、さらに質の良いeラーニングコンテンツを提供することができるでしょう。
また、受講者は、eラーニング中に疑問が発生した場合、コメント機能から問い合わせすれば迅速に疑問を解決できます。
関連動画・おすすめ動画表示
関連動画やおすすめ動画を受講者のマイページ等に表示する機能です。
受講者の学習意欲向上や知識、スキルアップに繋がるでしょう。
倍速再生
受講者が繰り返し動画を再生し復習を行う場合、早送り・倍速再生することで効率よく学習できる機能です。
一般的な倍速再生機能は、早すぎて音声が聞き取りづらいという懸念点があります。
しかし弊社が提供するクラストリームでは弊社独自の特許技術を使用した「聞こえる倍速」を実現しており、一般的な2倍速よりも聞き取りやすい倍速再生機能を提供しております。
→聞こえる倍速のデモ動画はこちら
高画質&低遅延
eラーニングの受講中に「画質が悪くて見にくい」「動画が固まって見られない」などのトラブルが発生してしまうと、社員のスキルアップやキャリアアップなどのサポートをスムーズに行うことができません。
受講者が快適に視聴するためには、高画質で低遅延モード付きのeラーニングプラットフォームを選択しましょう。
セキュリティ対策
eラーニングプラットフォームにトラブルが生じた場合、不正アクセスによる情報漏えいや情報の複製などが発生する可能性が十分に考えられます。
そのため、情報漏えいや不正利用などに備えたSSL対応や暗号化など、万全なセキュリティ対策が実装されているeラーニングプラットフォームを使用することが重要です。
プラットフォームのセキュリティについては、導入前に必ず確認しましょう。
コストパフォーマンス
システムの料金は、選択するサービス内容によって異なります。
まずは自社でどういった機能や容量が必要なのか、どの程度コンテンツを配信したいのかなどを検討し、必要な要項を設定しましょう。
その上で、上記でお伝えしたような機能やセキュリティ対策などが充実し、かつ初期費用や月額費などを抑えることができるコストパフォーマンスの高いeラーニングプラットフォームを選ぶのがおすすめです。
また、自社にはどういった機能があればいいのか分からない、どの程度容量が必要なのかが不明という場合には、弊社が提供する「クラストリーム」までお気軽にご相談ください。
お客様のご要望を詳しくお聞きし、ご要望に合ったご提案をさせていただきます。
→お問い合わせはこちら
eラーニングプラットフォーム導入の流れ
ここからは、eラーニングプラットフォームをスムーズに導入するための流れを紹介します。
- eラーニングを行う目的・予算・規模の決定
- eラーニングプラットフォームを選ぶ
- プラットフォーム契約後、運用準備と運用開始
それでは、この3つの流れについて解説していきます。
eラーニングを行う目的・予算・規模の決定
まずeラーニングを実施する目的や予算、規模を決めましょう。
- 社員のスキルアップ
- 新しい技術の習得
- コンプライアンス教育
- グループ対話で知識を深める
- マニュアルの動画化
- 企業理念や文化の浸透
など、eラーニングを導入して達成したい目的を確定させることで、プラットフォームに必要な機能やシステムが明確になります。
また、eラーニングプラットフォームに費やせる予算や受講者の規模数、動画配信量などを定めることも重要です。
eラーニングは継続がとても重要です。導入初期からお金をかけすぎて予算を超過することで継続が難しくなったり、受講者の規模数を大幅に見積りすぎてオーバースペックになり、金額と規模感が見合わないなどの問題が起こらないよう注意しましょう。
eラーニングプラットフォームを選ぶ
eラーニングを行う目的と予算・規模数が確定したあとは、自社の方針や予算にマッチするeラーニングプラットフォームを選定しましょう。
- 必要な機能は備わっているか
- それらの機能が使いやすそうか
- 自社のニーズに合わせてカスタマイズが可能か
- サポート体制は充実しているか
- システムの拡張や他サービスとの連携は可能か
- どんな導入実績があるか
など、eラーニングプラットフォームの選定時には注目すべきポイントがたくさんあります。
HPやデモサイト、よくある質問、導入実績をよく確認のうえ、プラットフォームを選定しましょう。
また、HPなどに記載があるプラン以外にもカスタマイズやオプションとして追加したいものなどがあれば事前に担当者に確認しておくことをおすすめいたします。
なお、ご自身で自社に必要な機能が全て揃っているかを確認するのには時間がかかります。
弊社が提供する「クラストリーム」では導入前に、ご要望や理想をお伺いし、貴社に合った最適なプランやカスタマイズを提案しております。
「そもそもどういった機能があればいいかわからない」「こういった機能は使えるの?」などのご質問も承っておりますので、お悩みの方はぜひお気軽に弊社までご相談ください。
→お問い合わせはこちらから
プラットフォーム契約後、運用準備と運用開始
eラーニングプラットフォーム契約後の運用準備は非常に重要です。
eラーニングのコンテンツ作成はもちろんですが、新しいツールを導入した場合の使い方や運用周知など、準備しなければいけないことがたくさんあります。
可能であれば専門的な部署を立ち上げ、コンテンツ作成から運用までを一貫して任せられる担当者がいると良いでしょう。
そういった人員がいない場合には、コンテンツ作成を外注するなどの手段を取るのも有効です。
eラーニングはどんな活用方法がある?
e-ラーニングにはどんな活用方法があるのか、実際にクラストリームの動画配信システムを導入した企業様の事例を3つ紹介します。
クラストリームで遠隔授業
多摩リハビリテーション学院専門学校様では、遠隔授業にクラストリームの動画配信システムをご活用いただいております。
新型コロナウイルス感染症が蔓延し休校を余儀なくされましたが、学生の学ぶ場を存続させようと動画配信システムの導入を決意されました。
遠方にいる講師の方や感染対策のため学校にこれない講師の方でも、自宅でライブ配信を行うことができるので、学生はいつもの授業と変わらない環境で学べています。
また、クラストリームの動画配信システムであれば、セキュリティ対策が万全なため医療機関との連携も安心してご利用いただいております。
→多摩リハビリテーション学院専門学校様の導入事例を詳しく見る
クラキャスターを使用した社内研修
東京ガス株式会社エネルギーソリューション本部様では、社内研修にクラストリームの動画配信システムを活用していただいております。
東京ガス株式会社エネルギーソリューション本部様では、お客様優先の業務方針や時短勤務社員の在籍により、社員全員が集まる研修を実施することが難しい状況でした。
しかし、クラストリームの動画配信システムを導入したことで、時間や場所に縛られることなく社内研修を配信が可能となりました。
また、一度研修した内容を録画すれば、全国の社員に共有したり、参加できなかった社員が後から見返したりできるため、移動時間や準備などの業務負担軽減に繋がったそうです。
ご利用から1年あまりで400本以上のコンテンツをご登録いただき、社内研修を円滑に行っていただいております。
→東京ガス株式会社エネルギーソリューション本部様の導入事例を詳しく見る
クラストリームの「みんなdeトル」アプリを活用し技術伝承
株式会社山川機械製作所様では、技術伝承にクラストリームの動画配信システムを利用していただいております。
文章のマニュアルでは伝えきれない高度な技術など、実際の作業風景をスマートフォンで撮影し配信することで、ベテラン社員の技術や作業内容を新人社員へわかりやすく伝達しています。
また、クラストリームの「みんなdeトル」アプリを活用し、どの社員でも簡単に動画をアップロードできているので、社内での情報・技術共有をスムーズに行えているそうです。
安心・安全・快適な動画配信には「クラストリーム」がおすすめ!
弊社サービスのクラウド型動画配信システム・プラットフォーム「クラストリーム」ならば、トップレベルのセキュリティと機能性が備わっています。
- 世界標準の映像配信技術でライブ配信も可能
- 約3,000時間の動画が保存可能
- 2倍速で再生しても、音声の聞き分けが可能
- SSL対応、暗号化など業界最高レベルの最新セキュリティ完備
税込月55,000円〜利用可能です。無料で資料請求もできるため、eラーニングの導入をお考えの場合は、ぜひ一度お問い合わせください。