ドローンで撮影した動画の配信方法と動画配信システムをご紹介!

ドローンの性能もどんどん向上し、より簡単に操作できるようになりました。そして、ドローンで撮影した動画配信に挑戦する人も増えてきています。しかし、ドローンでの動画配信方法などについて、情報が溢れているとはいいがたい状況です。

この記事では「ドローンで動画配信は可能なのか」「可能な場合、必要なものはなにか」など、ドローンの動画配信に関することについて解説します。

ドローンで撮影した動画(映像)の配信は可能なのか?

結論からいうと、ドローンで撮影した動画を配信することは可能です。
動画配信サイトならYou tubeが有名ですが、ほかのSNSでも動画配信が可能です。そして、動画配信システムを使うと、より多くの人に配信した動画をみてもらうことが出来ます。

ドローンで動画配信するために必要なもの

ドローンでの動画撮影や動画配信で必要なものを紹介します。

ドローンでの動画撮影に最低限必要なもの

まずドローンで動画撮影するために、最低限用意すべきものを紹介します。
これがないとドローンの撮影どころか動かすこともできませんので、よく確認してください。

カメラ内蔵のドローン本体

子供用のトイドローンなどはカメラが付いてないものもあります。
ドローンで空撮や動画配信を考えているなら、ぜひカメラ付きドローンを購入しましょう。

ドローンの付属品

ドローン本体だけでは、ドローンを飛ばすことできません。これから紹介する付属品が必要になります。

・プロペラ
・バッテリー
・充電器
・送信機(ドローンを操縦するためのもの)

民生用のドローンは、これら付属品もセットになって販売されていることがほとんどですが、ドローン購入の際には何が含まれているか、付属品を必ずチェックしてください。

スマートフォン

ドローンの送信機に、スマートフォンを取り付け、専用アプリを使ってドローンを遠隔操作タイプのものもあります。ドローンでの動画撮影も同様に行うことが可能です。

SDカード

SDカードは、ドローンで撮影した動画や写真データを保存する際に使用します。
スマホ同様、SDカードはドローン購入時にセットになっていないことが多いため、家電量販店などで別で購入する必要があります。

ドローン動画撮影であると便利なもの

ドローンを飛ばすために、特にあると便利なものを紹介します。

プロペラガード

ドローンのプロぺラに取付け、人や物などとの接触を防止するためのものです。
安全面を考慮すると、可能な限り取付けたほうがいいでしょう。しかし、プロペラガードを取付けると風の強い日などは、ドローンの飛行が不安定になる恐れがあるので注意が必要です。

バッテリーやプロペラの予備

バッテリーは想像より消耗が早く、ドローン飛行を楽しむためには予備を1,2本持っておくと安心です。プロペラの予備も携帯しておくと、まさかの時に役立ちます。

無線LANルーター

地図情報などはインターネットを使って取得するため、インターネットが使えないWi-Fi内蔵のスマートフォンの場合、無線LANルーターが必要となります。

動画撮影に向いているドローンとは

操作のしやすさ

屋外での操縦や撮影は、飛行速度の調整や障害物の回避などドローン操作が大変です。
GPSや自動着陸機能、バッテリー不足時に操縦士のところへ戻る自動帰還機能など、故障や事故を防ぐ機能が備わっているドローンがおすすめです。

カメラ付きドローン

ドローンで、キレイな景色を伝えるには高性能カメラが必要になります。4Kカメラ搭載のドローンは、画質がより鮮明に写ります。ただし、4Kカメラ内蔵は高額で、バッテリーの消費も早く、そこまでの高画質を求めない人には、4Kカメラである必要はないかもしれません。

安定感のあるドローン

ドローンには重量100g未満の軽量タイプもありますが、屋外で動画撮影するなら、ある程度重量のあるドローンがおすすめです。なぜなら、重量があるとドローンが飛行中に風などで飛ばされにくいからです。軽量タイプより、ある程度重量があるドローンを選択してください。

飛行時間やバッテリー持ち

屋外で撮影するには、飛行時間が長く、バッテリーの持ちがいいドローンがおすすめです。ドローンの飛行時間は機種によって異なり、数分のものもあれば3時間程度のものまでさまざまです。趣味の空撮用だと10分から30分程度の飛行時間のドローンで十分でしょう。

ドローンで撮影した動画を配信するために必要なもの

ドローンで撮影した動画を配信するために必要なものは「動画編集アプリ」と「動画配信システム」です。この2点を順番に解説します。

動画編集アプリ

ドローンで撮影した映像を、簡単に編集できる動画編集アプリ・ソフト。無料で利用できるものから有料のものまであります。 ここではドローンで撮影した映像を編集するためのアプリ・ソフトを無料と有料で2種類ご紹介します。

iMovie(無料)

MacやiPhoneシリーズを使用している方なら一度は見たことあるのではないでしょうか。iMovieはApple製品にプリインストールされている無料の動画編集アプリで、スマホでも操作が簡単で使いやすく、初心者の方でも字幕を入れたり、ビデオクリップを切り貼りしたりと、本格的な動画編集が可能です。

Adobe Premiere Pro(有料)

Adobeが提供する動画編集ソフトです。字幕、エフェクト、BGM挿入など動画編集機能の種類が多く備わっているので、無料の動画編集アプリよりもクオリティ高い動画が制作可能です。

その他にも動画編集アプリ・ソフト(有料/無料)は豊富にあるので、目的や用途に応じて動画編集アプリ・ソフトを選んでみてください。

動画配信システム

動画配信システムとは、動画や映像をWEB上に配信できる動画配信システムのことです。
例えば社員や従業員向けに研修用の動画を配信したり、eラーニングなどの学習コンテンツを配信・販売することも可能です。

ドローンで撮影した動画をYouTubeにアップするには

ドローンで撮影した動画をYouTubeにアップする方法を説明します。

ドローンからPCへデータを取り込む

ドローンで撮影した写真や動画はSDカードに保存されています。
・ドローンからSDカードを取り出す
・SDカードリーダーでPCに動画や写真のデータを転送
・転送完了後、必要に応じて動画編集ソフトで写真や動画を編集
・編集が完了し、Youtubeへアップする

Youtubeへの動画配信方法

YouTubeに動画をアップするには、まずGoogleアカウントを登録する必要があります。

・Googleアカウント登録後、Googleのアカウント名とパスワードでYouTubeへアクセス
・左上のビデオマークを右クリックし、「動画アップロード」を選択
・配信したい動画ファイルの選択画面になるので、ドローンで撮影した動画を選択
・詳細を入力(後でも設定可能)
・動画が公開される
・詳細を設定する(タイトル、説明欄、公開設定、サムネ設定など)

これで、Youtubeにドローンで撮影した動画が配信されます。

動画配信システムの配信方法

ドローンで撮影した動画を配信する際には、動画配信システムが必要であると説明しましたが、配信方法にも種類があります。

ストリーミング配信とは

動画の配信方法でおすすめの方法が「ストリーミング配信」です。

通常、視聴者が動画を再生する際は、動画を全てダウンロードしてから再生しますが、ストリーミング配信の場合はダウンロードをしている途中でも再生が可能です。そのため、大容量の動画データであっても、ダウンロードの完了を待つことなくすぐに視聴できます。また見終わった動画はパソコンやスマートフォンに保存されないため、容量を圧迫しません。

ストリーミング配信は動画の配信技術のことですが、タイミングによってもライブ配信とオンデマンド配信に分けられます。

ライブ配信

ライブ配信は、撮影した動画をリアルタイムでストリーミングサーバーへ送信し、そのサーバーへ視聴者がアクセスすることで、その様子を視聴できる配信方法です。

弊社のクラウド型動画配信システム「クラストリーム」ではドローンで撮影した動画をライブ配信することができます。(※)試用版にてお試しすることも可能ですので、ドローンを使ったライブ配信を考えている方はぜひ一度クラストリームにお問合せください!

※ライブ配信の場合、通常30秒程度遅延が発生する可能性があります。

オンデマンド配信とは

オンデマンド配信は、すでに完成した動画をサーバーにアップロードし、視聴者が好きなときにいつでも見られる配信方法です。

動画配信システムの選ぶポイント

動画配信システムはたくさん存在し、どの動画配信システムを選べばいいか分からない人も多いかと思います。ここでは、動画配信システムの選ぶポイントを紹介します。

無料か有料か

無料動画配信サービスは、費用をかけずに簡単に利用できます。
YouTubeのような無料動画配信サービスは世界中で閲覧されているため、素早く多くの人へ自分の配信した動画を届けることが可能です。

有料動画配信サービスは、画質やセキュリティが高いのが特徴です。
視聴者情報の把握や広告を表示するタイミングなど、カスタマイズすることもできます。利用方法など、困った際のサポート体制も充実しています。費用は、各社サービス内容によって異なります。

オンプレミス型かクラウド型か

オンプレミス型は自社専用の情報システムを保有し、専用サーバーの運用・管理する形態のことです。自社で出費はするものの、運用や管理などはIT企業に委託することも多くあります。

クラウド型は自社で情報システムを持つことなく運用する形態をいいます。
クラウドサービス会社が提供するサーバーやソフトを使うため、利用者はスマホやPCをつなぐネットワークさえあれば使用可能です。

目的や予算によって、オンプレミス型かクラウド型かを選択してください。

システム連携はしやすいか

動画配信システムは、API(Application Programming Interface)連携可能なシステムも多く、他のシステムとの連携を考慮するならAPIの種類もチェックしておく必要があります。

APIの種類には、REST(Representational State Transfer)、RPC(Remote Procedure Call)、SOAP(Simple Object Access Protocol)などがあり、スペックもさまざまです。
気になる場合は、動画配信システムの運営会社に問い合わせしてみてください。
※APIとは、異なるアプリケーションやソフト同士をつなげる仕組みのことです。

システムサポートは充実しているか

動画配信システムのプランによりますが配信準備や本番の配信オペレーション、データ解析や専門スタッフによる手厚いサポートなど、自社に適しているか契約する前に必ず確認しましょう。

まとめ

ドローンで撮影した動画の配信方法と動画配信システムや、選ぶポイントについて紹介しました。
以前は、ドローンでの空撮などはプロの業者に依頼する人も多くいましたが、現在ではドローンの技術も向上し簡単に空撮ができるようになりました。
また、ドローンで撮影した動画の編集や配信も容易にできるようになり、ドローンで動画配信をする人がますます増えてくると思います。

クラストリームでもドローンで撮影した動画の配信や、ドローンを使ったライブ配信などが可能です。まずは試用版にてお試しいただくことも可能ですので、ドローンを使った動画配信を考えている方はぜひ一度クラストリームにお問合せください!

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