2020/12/04
2023/04/06
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【法人向け】動画配信システムASPの仕組みとは?動画配信システムの選び方
ここ最近、動画配信システムを利用する企業が増え続けています。特に、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言以降その企業数は一気に増加しました。今回は、そんな動画配信システムの仕組みと動画配信システムの選び方を解説していきます。
法人向け動画配信システムとは?
動画配信システム、というとYouTubeをイメージする方も多いと思います。
広義にはYouTubeも動画配信システムの一つと言えますが、法人向けの動画配信システムは、特定のユーザーのみへの配信 (クローズド配信)や、自社の動画ビジネス (月額制・会員制での販売や、作品ごとの単品販売)に利用する高機能なシステムのことを指します。
例えば、YouTubeのマネタイズ(収益化)方法は基本的に動画内への広告掲載であり、多くのコンテンツにおいてそれはユーザーの利便性、満足度を下げてしまうことになります。サブスクリプションタイプのビジネスモデルには対応できないため、動画配信システムの利用を検討する必要性がでてきます。
では、動画配信システムとはどのような仕組みになっていて、どう選べば良いのか解説していきます。
動画配信システムの仕組みと流れ
動画配信システムは、下記の図のように、予め撮影した映像やあるいはスマートフォン、通信機能のある撮影機器にて現在撮影している映像をセキュリティ万全な専用のシステム(中央)を通し、視聴者を限定して配信できるシステムとなっています。
このように、まず配信者様が動画をアップロードいただきます。弊社のクラストリームの場合、配信者様専用の動画配信サイトが構築されますので、そのサイトにてすぐに動画を配信できる環境を整えることが可能です。
動画配信システム構築業者選び・比較のポイント
あらかじめポイントを決めておくと動画配信システム業者を選択しやすくなります。ご検討されている企業様配信者様それぞれ、動画配信システムを導入する目的は異なっていると思いますが、例えば大学や塾など教育機関で、講義情報を配信したい、また、企業の研修を動画で社員向けに配信したい、音楽ライブの映像を販売したいなど様々な目的があると思います。まずは、なぜ動画配信システムを導入したいのか、それを明確にすることからスタートしていきましょう。
①目的の明確化
例えば、法人の研修動画を配信したい場合など、絶対に情報を社外秘で配信したいということがあると思います。その場合はDRM(詳細は後述します)により保護されたセキュリティーの固いサービスが望ましいでしょう。
また、商品を販売することが目的なら、ECサイトを作ることができる機能も必要になってくるでしょう。管理画面は使いやすいのか、また決済方法は何が選べるのか、どのような機能を求めているのかを具体的に洗い出してみることをおすすめします。
②セキュリティ重視ならオンプレミス版の動画配信システム
セキュリティ重視であれば、オンプレミス版の動画配信システムが強固で望ましいです。
オンプレミス型の動画配信システムは、閉じたネットワーク上で動画配信を行うため、物理的にインターネット上の第三者が視聴する事はできません。コンテンツに対して厳重なセキュリティ管理を求める場合は、「想定外のリスク」に備えることができるオンプレミス版がお勧めです。
そのほか、コンテンツをより強力に保護する場合は、DRMも意識しておけると良いでしょう。 DRMは、Digital Rights Managementを略して、呼んでおり、日本語で 「デジタル著作権管理」という意味合いです。具体的には、デジタルコンテンツを保護し、不正な利用を防止することを言います。例えば、以下のような利用シーンではDRMによる保護を検討されることをお勧めします。
- ダウンロード型のコンテンツを配信する場合
- 不特定多数(数万名規模)の利用者がいる場合
- 利用者との間で秘密保持契約の実効性が担保できない場合
- 他者が著作権などの権利を持つコンテンツを配信する場合
弊社クラストリームのオンプレミス版の設計、セキュリティ対策についてはこちらをご確認ください。
費用・コストパフォーマンスは良いか
動画配信システム利用料の多くは初期費用+月額費用という構成になっています。そのため、特に月額費用は高いのか安いのかはもちろん、その価格でどんな機能を利用でき、容量はどのくらいあるのかも確認するとコストパフォーマンスの良さも判断できると思います。
限定動画配信に必要な多くの機能と高い信頼性をご提供します!
どこよりも大容量・高機能・転送料無制限で多くのお客様にご評価いただいております!
機能 | クラストリーム | A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|---|---|
基本機能 | 保存容量 | 1024GB | 500GB | 15GB | 500GB |
会員管理 | ◯ | ◯ | ◯ | – | |
ライブ配信 | ◯ | △(オプション) | △(オプション) | ◯ | |
会員管理 | 視聴履歴 | ◯ | – | ◯ | ◯ |
ユーザー情報一括更新 | ◯ | – | – | – | |
視聴機能 | マルチデバイス対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
倍速再生 | ◎聞こえる倍速 | – | ◯ | – | |
PDF連携 | ◯ | – | △(オプション) | – | |
動画検索 | ◯ | – | – | – | |
資料添付 | ◯ | ◯ | – | – | |
メッセージ通知(アンケート・テスト等への誘導) | ◯ | – | – | – | |
セキュリティ | 限定配信 | ◯ | ◯ | ◯ | – |
視聴制限(グループ機能) | ◯ | – | – | – | |
視聴元IPアドレス制限 | ◯※ | – | ◯ | – | |
ウォーターマーク機能(透かし表示) | ◯※ | – | – | – | |
RTMPS配信 | ◯ | – | – | – | |
費用 | 初期費用 | ¥0 | ¥200,000 | ¥50,000 | ¥50,000 |
月額費用 | ¥50,000~ | ¥100,000~ | ¥30,000~ | ¥50,000~ | |
データ転送量 | 無制限 | 従量制 | 従量制 | 従量制 | |
最低利用期間 | 12ヶ月 | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
※上記比較表の内容は記事作成当時のものです。
弊社クラストリームのクラウド型動画配信システムは月額5万円〜となり、保存容量は1,024GBとなっています。※2020年時点情報
無料デモが利用できるか?
高価なシステムですので、実際に利用するまえにデモ画面を提供いただけるサービスを利用すると安心です。お申し込みをし、料金を支払ったらイメージしていたものと全く違った、ということだと時間もお金も損をしてしまいます。可能であれば契約前によく画面を確認させてもらうか、デモ版の提供を受けてから利用を開始できると良いでしょう。デモ版の提供がない場合は、担当営業としっかりと打ち合わせをし、こちらの質問にスタッフがきちんと回答いただけるようであれば大きな問題にはならないと思いますので、不安な点がなくなるまで質問していただけると良いと思います。
まとめ
現在、動画配信システムを提供するサービスは種類がたくさんありますので、目的に合う動画配信システムサービスを選びやすくなっていると言えるかもしれません。ですので、まずはどのような動画配信システムの使い方をしたいのか、目的を明確にしてみましょう。それによって、利用するべき動画配信システムサービスが見えてくるはずです。ただし、多くの動画配信システム提供会社ではまずはお問い合わせをすることで、その会社の動画配信システムで問題が解決できるのか、どんなメリットデメリットがあるのか丁寧な回答をいただけると思いますので、困ったら問い合わせをしてみるのもよいでしょう。
また、これから動画配信システムを利用するなら弊社の「クラストリーム」をぜひご検討ください。
クラストリームでは、録画した動画をクラウド上にアップロードするだけで簡単に動画配信が可能です。もちろん視聴者を限定したクローズドな動画配信も可能です。また、高いセキュリティ基準に対応しており機密情報を含む動画でも安心して配信することができ、マルチデバイス(スマートフォンやタブレット)で視聴可能なため、移動中など好きなタイミングで動画を視聴することもできます。導入費用も他社様に比べ「クラストリーム」は価格を抑えて提供しております。動画配信システムの導入に迷われている方は、ぜひ弊社にお気軽にご相談ください!また、よくある質問ページでもお客様からよくいただくご質問について回答していますのでご利用ください。