ハイブリッド配信とは?メリット・デメリットや配信に必要な機材を解説!

リアルイベントの動画配信を行うにあたっては、「ハイブリッド配信」の実施が非常におすすめです。
ハイブリッド配信を行うことで、オフライン・オンラインを問わずすべての参会者が楽しめるイベントを提供できます。
今回は、そんなハイブリッド配信の魅力やメリット・デメリット、配信方法などについて解説します。

ハイブリッド配信とは

ハイブリッド配信とは、リアル会場での催しとオンラインでの動画配信を組み合わせることで、幅広い参加者へコンテンツを発信する手段のことです。

実際の会場でイベントを実施しながらその模様をオンラインで配信することで、さまざまなユーザーとの接点を生み出します。

ライブ配信との違い

会場で行われていることをリアルタイムにオンライン配信する点では、ハイブリッド配信とライブ配信は共通しています。

しかしハイブリッド配信では、会場から視聴者への情報発信だけでなく視聴者から会場へのやり取りも大切にしています。

さまざまな場所にいる人たちがインタラクティブにやり取りすることで、これまでにはなかった全く新しいコンテンツや体験を生み出せる可能性もあるでしょう。

ハイブリッド配信のメリット

ここでは、ハイブリッド配信のメリットを以下の4点に整理してお伝えします。

  • オンライン・オフライン両方の良さを活かせる
  • イベントのクオリティが高まる
  • コスト削減につながる
  • 幅広いシーンで活用できる

オンライン・オフライン両方の良さを活かせる

ハイブリッド配信のメリットとしては、オンライン・オフライン両方の良さを活かせる点が挙げられます。
ハイブリッド配信なら、会場に来られる方は現地で実際にイベントを楽しめますし、会場には来られない方でもリアルイベントの熱気を遠方から楽しむことが可能です。

また、映像をアーカイブとして残すことで、イベント終了後でも好きなタイミングで視聴できます。

イベントの価値が高まる

ハイブリッド配信に適したプラットフォームや機材を導入することで、配信コンテンツとしてのクオリティが増し、イベントの価値が高まります。

さらにオンライン参加者との交流要素を大切にすることで、従来のイベントとは大きく異なる盛り上がりを演出可能です。
チャットやQ&A機能などのオンラインツールも活かすことで、これまでになかった形式でのコミュニケーションを実現できるでしょう。

また、オンライン参加用のチケットをオフライン参加用のチケットよりも安価に提供するなどで、新たな収益源としているイベントも数多く存在します。

コスト削減につながる

イベントへの参加者を増やそうとすると広い会場が必要になり、確保にかかるコストも高くなることが通常です。
しかしハイブリッド配信であれば、多くの参加者を集めるために広い会場を押さえる必要はありません。
オンライン参加者を集めることで、会場規模の制限を受けることがなくなるためです。

また、ゲストに参加を依頼するにあたっても、オンラインで遠隔参加してもらうことで交通費や宿泊費などを削減できます。

幅広いシーンで活用できる

ユーザーを集めたイベントや社内の親睦イベント、さらに学会や株主総会などの行事においても、ハイブリッド配信は活用できます。

会場自体が狭く、数十名ほどの参加しか難しくとも、オンラインであれば導入人数の制限をあまり受けないため、数百人・数千人規模のイベントも開催しやすいでしょう。

ハイブリッド配信のデメリット

続いては一般的に考えられるハイブリッド配信のデメリットを以下の2点に整理して紹介します。

  • 導入のハードルが高い
  • 参加者の平等性確保が大変

導入のハードルが高い

配信を行うにあたっては、機材や配信プラットフォームを準備しなくてはいけません。
また、一定以上のクオリティを保ち配信をするためには、機材・ツールを扱える専門知識・スキルを持った人員も必要です。

こうした導入ハードルの高さから、ハイブリッド配信を諦めてしまっている方も少なくないかと思います。

しかし昨今、シンプルに扱える動画配信プラットフォームやツールが増えてきており、一般の方でもハイブリッド配信は十分に行えるようになってきています。
クオリティを保ってハイブリッド配信を行いたいのであれば、配信プラットフォームの選択が重要です。

参加者の平等性確保が大変

ハイブリッド配信を行うにあたっては、コンテンツ内容をオフラインの参加者に合わせてしまいやすいものです。

しかしハイブリッド配信を成功させるには、オフライン・オンラインを問わず参加者が平等にイベントを楽しめなくてはいけません。
参加者全員に対して平等にイベントを楽しんでもらうためには、配信内容・形式をしっかりと考える必要があります。

例えば、オフラインの人への質疑応答タイムだけではなく、オンラインのコメントを拾い上げる時間を作るなどの配慮が大切です。

ハイブリッド配信のやり方

ハイブリッド配信のやり方には、以下の3パターンが考えられます。

  • 1つの会場イベントとライブ配信の実施
  • 複数のイベントとライブ配信の実施
  • 会場イベントとオンデマンド配信の実施

1つの会場イベントとライブ配信の実施

ハイブリッド配信のやり方としてはまず、1つの会場でイベントを行い、その模様をリアルタイムで配信する方法が挙げられます。
最も基本的な方法であり、チャットやQ&A機能なども活用してオフラインだけでなくオンラインの参加者とも交流することが大切です。
音声や映像をどの程度まで、どのタイミングで配信するのか、しっかりと計画して実施することが重要です。

複数の会場イベントとライブ配信の実施

ハイブリッド配信には、複数会場でイベントを実施しながら同時にライブ配信を行う方法もあります。
会場を複数用意することで多くの人がオフライン参加しやすくなり、イベントを盛り上げやすいとも考えられるでしょう。
ただし会場間での連携が必要な分、実施の難度は高まります。

会場イベントとオンデマンド配信の実施

オフラインで会場イベントを実施し、当日の模様を収録して後日オンデマンド配信する方法もハイブリッド配信のやり方の1つです。
オンデマンド配信では収録した動画を編集できることから、当日はトラブルを気にする必要性が低くなります。
また、編集によって動画のクオリティを高められる点も大きな特徴です。

ハイブリッド配信時に必要な機材一覧

ハイブリッド配信に必要な機材としては、以下が考えられます。

  • 配信用のパソコン
  • カメラ
  • マイク
  • 映像ミキサー
  • 音声ミキサー
  • ビデオスイッチャー
  • プロジェクター
  • スタンド証明
  • スピーカー
  • HDMIケーブル
  • インターネット環境(有線がオススメです)

オンライン参加者にハイクオリティなコンテンツを提供するには、カメラやマイクなどの機材にこだわる必要があります。
会場の規模によってはスピーカーを使用し、オフライン参会者もイベントを楽しめるように工夫しましょう。

ハイブリッド配信成功の重要ポイント

ここでは、ハイブリッド配信を成功させるためのポイントを以下の4点に整理して紹介します。

  • 十分に計画・リハーサルを行う
  • 参加者全員の一体感にこだわる
  • インターネット回線の安定性を確保する
  • 配信プラットフォームにもこだわる

十分に計画・リハーサルを行う

ハイブリッド配信を成功させるためには十分な計画とリハーサルの実施が欠かせません。
トラブルを最小限に抑えてスムーズに進行するには、全体の流れや各ツールの使用方法・タイミングなどを把握する必要があります。

また、イベント実施の目的やターゲット像なども明確にし、どんなイベントにすれば良いのか考えることも重要です。
オフライン・オンラインそれぞれの参加者をどれくらいまで見込めるか想定し、最適な予定を組むようにしましょう。

参加者全員の一体感にこだわる

ハイブリッド配信では、参加者全体の一体感にこだわることが重要です。
オンライン・オフラインを問わず全参加者が一体になってイベントを完成させるように、ツールも最大限駆使する必要があります。

参加者全員の一体感が生まれることで、イベントへの満足度も上がります。

イベント後にはアンケートを実施すると、今後のハイブリッド配信実施に役立つフィードバックを得られるのでオススメです!

インターネット回線の安定性を確保する

ハイブリッド配線を行うにあたっては、インターネット回線の安定性が非常に大切です。
配信状況が安定せず映像や音声が途切れてしまうと、オンライン参加者がイベントを楽しめません。

回線の安定性を重視して、無線ではなく有線のLANケーブルを使用し、事前に回線状況の確認を行うことをオススメします。
また当日は必要のないデータ通信を控え、回線の帯域確保も重要だといえます。

配信プラットフォームにもこだわる

ハイブリッド配信の成功には、配信プラットフォームの選択も重要です。
安定した配信を行うには、信頼性が高く、使いやすいプラットフォームを選択する必要があります。

例えば、オフライン・オンライン双方の参加者に対して満足度の高いコンテンツを提供するためには、複数の機材の操作に加えて配信システムの技術的な操作が求められるため、初心者にはハードルが高いかもしれません。

しかし、こうした課題も、適切な配信プラットフォームを選ぶことで大幅に軽減できます。例えばシンプルな操作性で、機能が充実したプラットフォームを使えば、複雑な設定や操作の必要がなく、カメラワークなど別のことに集中することができるため、簡単にクオリティの高い映像配信が可能です。

ハイブリッド配信に動画配信プラットフォーム『クラストリーム』を!

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クラストリームでは、シンプルな操作で様々な動画配信設定が行えます。

  • Zoomとの連携
  • 特定のユーザーのみのアクセス管理
  • WebRTC技術による低遅延のライブ配信
  • コメント投稿機能
  • ライブ配信した動画のアーカイブ配信

など、ハイブリッド配信に役立つ機能を低価格でご提供しています。

また、動画の5段階評価や視聴後アンケートの実施など、配信状況の改善に役立つ機能もご用意していますので、配信を重ねるごとにコンテンツの質を高めていくことができるはずです!

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