動画を限定公開するメリットをご紹介!YouTubeやZoomを使う際の注意点も解説します

YouTubeやZoomを利用して、社内動画を共有している人もいるでしょう。しかし、セキュリティ上、一般公開するのはおすすめしません。安全に動画を共有したいなら、限定公開機能を利用するのがおすすめです。

この記事では、YouTubeやzoomで利用できる限定公開機能の概要とメリット、そして限定公開時の注意点を紹介しています。また、限定公開の問題を解決するツールの紹介をしているので、あわせて参考にしてみてください。

YouTubeやZoomで利用できる動画の限定公開とは

YouTubeやZoomといった動画配信サイト・サービスでは、作成した動画をアップロードしてインターネット上に公開できます。このとき、公開設定として次の2つがあります。
●一般公開
●限定公開
一般公開とは、全てのユーザーから自由に視聴してもらえる公開設定のことです。多くの視聴者を集めたいときや、認知度を高めたいときに利用されます。

一方、限定公開とは、動画のURLやパスワードを知っている人だけが閲覧できる公開設定のことです。セキュリティや肖像権の問題から、限られた人だけに公開したいときに用います。社内動画を作成して社員に動画を共有したいなら、限定公開を選択するのがおすすめです。動画URLを知っている人だけに視聴を限定できるため、関係ない人に見られる心配や悪用される不安を避けることができます。

YouTubeやZoomの動画を限定公開するメリット

誰でも視聴できる一般公開に対し、限定公開は社内動画を共有したい企業にとってメリットがあります。
ここでは2つの項目に分けて限定公開のメリットを解説するので、動画公開前にチェックしてみてください。

①社内動画を情報漏洩せずに公開できる

限定公開は、URLやパスワードを知っている人だけが動画を視聴できます。つまり、一般の方から視聴されることなく情報を共有できるため、社内動画に登場する人物や内容といった情報が外部に漏れません。企業によっては、あまり一般の方に視聴されたくない社内動画を共有する必要もあるでしょう。

●顧客に対するカスタマーサポートの教育動画
○顧客がどう思われているか分かってしまう
●会社の経営状況などを詳しく説明している動画
○経営状況に関する社外秘情報が知られてしまう
●社員が登場している肖像権のある動画
○顔バレによって住んでいる場所などが分かってしまう

一般公開する場合、内容によっては炎上や批判を引き起こす可能性もあります。しかし、社員にわかりやすく情報を伝えたいときには動画の共有が効果的です。上記のトラブルを避けるときには、限定公開が役立つので、ぜひ活用してみてください。

動画のロイヤリティが高められる

中には、次のようなサービス提供の一環として限定で動画を公開したい企業もあるでしょう。

●サービスに登録してくれた人だけに限定で動画を配布する
●購入してくれた人におまけとして動画を配布する

特に、サービスと関連付けた動画は、お金や損得が発生することから、一般公開に向きません。しかし、限定公開を選んでおけば、条件に合う人限定で動画URLを共有できます。

つまり、限定公開を利用することによって、動画のロイヤリティを高めることが可能です。「特別に視聴できる」という魅力を動画に植え付けることができるため、サービスの訴求や一般ユーザーの購買意欲の増幅効果を期待できるでしょう。

YouTubeやZoomの動画を限定公開する4つの注意点

YouTubeやzoomでは、簡単に限定公開を利用できます。しかし、限定公開の注意点を理解しておかなければ、後から「失敗した」と後悔するかもしれません。
そこで、安全に利用することを目的として、限定公開時に注意すべきポイントを4つ紹介します。

①公開・削除のルール決めを行う

YouTubeやZoomでは、誰でも簡単に動画を公開できます。しかし、簡単がゆえに、誤って一般公開にしてしまうといったミスが発生するかもしれません。

そこで、ミスを避けつつ安全に動画を共有したいなら、動画公開・削除のルール決めを行っておくといいでしょう。

例えば、公開情報を複数人で二重チェックすることや、チェックリストをまとめておくことがおすすめです。また、限定公開期間をスケジュールアプリなどで細かく管理しておき、削除期間を設定するといったルール決めを行っておけば、外部流出のリスクを避けられます。

②パスワードの設定を行う

限定公開するなら、必ずパスワードを設定しましょう。中には、URLを知らなければ視聴されないと安心して、パスワード設定を行わない企業もあります。しかし、社員に共有したメールなどから動画URLが流出してしまう可能性があるのをご存じでしょうか。

一方、事前にパスワード設定を行っておけば、URLが分かったとしても動画を視聴できません。セキュリティ対応を考えるときには、何重にもブロックできる環境を作っておくのがおすすめです。

③アップロードした動画の画質が落ちる

YouTubeやZoomにアップロードされた動画は、オリジナルデータに比べて画質が落ちてしまうのをご存じでしょうか。これは、視聴ユーザーのデバイスや通信環境に合わせて調整されるほか、アップロード容量に限界があるため、あらかじめデータ容量を減らす必要があることが関係します。

中には、動画内でフォントサイズが小さくなったり、画質が荒くなったり、何を説明しているのか分からない動画になる場合があるので、事前に公開する動画の画質状態をチェックしておくといいでしょう。

④限定公開を通知するツールにも注意しよう

YouTubeやzoomで限定公開した動画は、メールやチャット機能を利用して共有する必要があります。しかし、通知するツールによっては、通知したい人を手作業で設定する必要があるなど、通知するのに時間がかかってしまうでしょう。

また社内でも、役職に分けて動画を共有したいときには、細かい共有準備が必要です。手間がかかる作業はミスも発生しやすくなるので注意してください。

限定公開の問題点を解決したいならクラストリームがおすすめ

YouTubeやzoomを使って動画を限定公開しても問題ありませんが、中には公開設定や共有作業に不満がある人もいるでしょう。また、セキュリティ対策に不安を感じている人もいるはずです。

そこで、もし前項のような注意点を解決し、スムーズな動画共有を実現したいなら、動画配信システム・プラットフォームの「クラストリーム」を利用してみてはいかがでしょうか。

最後に、クラストリームを利用する魅力をご紹介します。効率よく動画を公開・共有するための手段として参考にしてみてください。

①動画公開・通知を一括管理できる

クラストリームでは、動画の公開設定や通知したいユーザーの設定が行えます。

例えば、社内動画を特定の社員に共有したいときには、ユーザーを部署や役職でカテゴライズして時間をかけずに送信できます。また、公開した動画の視聴履歴が取得できるので、
共有したユーザーの誰が視聴してくれたのか確認することで、共有漏れを未然に防止できる魅力があります。

②高性能セキュリティで情報漏洩を防止できる

YouTubeやZoomでは、一般ユーザーへの情報漏洩のリスクがあります。一方、クラストリームは、高性能なセキュリティにより情報漏洩を防止できるほか、登録ユーザーにのみ動画を公開できるため、ミスによる外部流出のリスクが抑えられます。

また、クラウド版のサービス利用だけでなく、オンプレミス版としてクラストリームを利用できるため、機密性の高い情報であっても安心して管理できるのが魅力です。

③高画質動画を公開できる

クラストリームでは、最も価格の安いライトプランでも約3000時間分(ビットレート800kbps)の動画(1TB)を保存できることから、大量の動画を管理できます。
また、安定した通信により動画を共有できるため、視聴者のデバイスを問わず、必要な情報が伝えられるのが魅力です。

おわりに

もしYouTubeやZoomで社内動画等を共有したいなら、情報漏洩といったリスクを防止するために、限定公開を利用するのがおすすめです。ただし、YouTubeやZoomといった動画配信サービスは、便利である一方、セキュリティや画質の問題を抱えています。

もし、高品質なセキュリティや安定画質、余裕のある保存容量をご希望なら、動画配信システム・プラットフォームの「クラストリーム」をご検討ください。ユーザー情報をカテゴリ分けできるなど、共有の手間も削減できるので、共有ミスなく動画を公開できます。