新人教育は動画がおすすめ!メリット・デメリットとおすすめ配信システムを紹介

新人教育は、企業が成長し続けるための基盤を築く上で非常に重要なプロセスです。
そんな新入社員の研修と教育方法は時代とともに進化しており、最近では新人教育にオンライン形式を活用する企業は約6割と言われています。

動画を活用した新人教育はデジタル化の流れが進む現代において非常に効果的な教育手法です。

本記事では、新人教育を動画で行うメリット・デメリットや研修動画の活用事例などを解説していきます。また、オススメの動画配信システムについてもご紹介していますのでぜひご参考にしてみてください。

新人教育は『動画研修』がオススメ!

株式会社ベネッセコーポレーションの調査によると、新人教育の形式は「対面形式」が76.4%と高い一方、「オンライン形式」も59.9%と半数を超えてきています。(引用:株式会社ベネッセコーポレーション「2023年度新人研修に関する意識調査」

また、そのうち「対面とオンラインの両方」を実施する企業が約45%と半数になっています。特に若い世代は、コロナ禍で大学もオンライン授業が主流であったこともあり、オンライン形式には慣れています。
しかし、文字や画像を並べただけの資料を使ったオンライン研修では、業務のノウハウや働く上での価値観などの細かい情報を伝えきれません。
そこで、オススメするのが動画を使った研修です。

ここからは、動画研修にするメリット・デメリット、オススメの動画配信システムについて解説していきます。

新人教育を動画研修にする3つのメリット

新人教育を動画研修にするメリットには、主に以下の3点が挙げられます。

  • コストを削減できる
  • 研修内容にブレがなくなる
  • 熱意や感情まで伝わる

新人教育に人員を避けないけれど、より効果的な研修に改善していきたいという企業は、積極的に取り入れてみてください。
ここからは、それぞれのメリットをについて解説します。

研修内容にブレがなくなる

新人教育に動画研修を使用することで、研修の内容がブレる心配がなくなります。

新人教育の担当は、通常の業務と並行して行っているケースも多いでしょう。
研修内容を考えたり、資料などを準備したりする時間が確保できないことも多いです。

また担当が変わる場合には、研修内容の引継ぎにも労力が割かれます。

しかし、研修動画があれば準備も要らず引継ぎも簡単で、教える内容や伝え方にもブレがなくなり研修の質が一定に保たれるのは大きなメリットと言えます。

熱意や感情まで伝わる

動画では、文字以外の非言語情報を付加することができます。
アメリカの調査会社Forrester Research社の研究結果によると「1分の動画の情報量は文字に換算すると約180万語分」と言われています。

文字だけでは伝えきれない熱意や感情・細かいノウハウなどを、動画を通して伝えることで社員の心が動き、モチベーションの向上・早期退職の回避に繋がります。

新人教育を動画研修にする3つのデメリット

次に、新人教育を動画研修にするデメリットは、主に以下の3点が挙げられます。

  • 動画の編集に時間がかかる
  • セキュリティの問題
  • 理解度を把握しにくい

導入初期に生じるデメリットが大きいですが、一度導入することができれば会社にとって資産になります。
導入したあとに上手く活用ができない状況にならないよう、念入りに検討していきましょう。
ここからは、それぞれのデメリットについて解説します。

動画の編集に時間がかかる

研修動画作成の際には、最低限の編集技術が必要です。
動画内にテロップや写真・グラフなどの装飾を加えたい場合には、スキルだけではなく時間的なコストもかさみます。

社外に委託ができればよいのですが、予算が少ない場合には社内メンバーの工数が取られてしまうのがデメリットです。

セキュリティの問題

研修内容によっては、社外に漏洩してはいけない情報も含まれます。

Youtubeなどのオープンなプラットフォームを活用すれば気軽にアップロードできますが、漏洩リスクを避けるためにはセキュリティの高いシステムを使う必要があります。

受講者の理解度を把握しにくい

研修動画を視聴しただけでは、受講者が内容を理解できているかを判断できません。
動画視聴と併せて、理解度テストやアンケートなどの実施が必要となります。

動画研修の3つの形式とそれぞれの特徴

研修動画は、主に以下の3つの形式に分けられます。

  • セミナー形式
  • マニュアル形式
  • ストーリー形式

どの形式で研修を行うかによって、効果も変わってきますので導入前に検討が必要です。
ここからは、それぞれの特徴を紹介していきます。

セミナー形式

研修担当の講師がテーマに沿って講義を行い、その様子を撮影・編集した動画です。新人研修ではよく使われる形式です。

マニュアル形式

業務の具体的な手順やビジネスマナーなどを、実演やパワーポイント等の資料を用いて作成する形式です。
アパレルショップや飲食店の接客・営業メンバー向けに、お客様への対応方法など文字や画像だけでは伝わりにくい内容を教えるのに向いています。

ストーリー形式

インタビューなどを交えながら、ストーリー仕立てで作成する形式です。
ドラマやドキュメンタリーを見ているような感覚で受講者の感情が動き、記憶に残りやすくなります。会社のビジョンや理念・社長の想いなど熱量をもって伝えたい動画に適しています。

各形式の動画のさらに詳しい特徴や作り方はこちらの記事で解説しています。
研修動画の作り方!効果的な研修動画を作るコツをわかりやすく解説

新人教育用の動画配信に使いやすい動画配信システムとは?

新人教育で研修動画を活用する際には、インターネットまたはプライベートネットワーク上で動画コンテンツの配信を可能にする「動画配信システム」がオススメです。
中でも、活用しやすい動画配信システムの特徴をお伝えします。

動画撮影・編集が簡単にできる

新人教育を動画研修に切り替える際に一番ハードルになるのが「動画撮影や編集に時間がかかる」ことです。
専門の制作担当をつければ解決できますが、コスト的に難しい場合も多いでしょう。

そこで、スマートフォンなどで撮影したものをそのままアップロードできたり、動画内の音声から自動的にテロップを作成してくれたりする動画配信システムであれば手軽に始められます。

実際の研修をライブ配信できる

全社会議や社長からのメッセージなど、より想いを直接届けたい際にライブ配信を活用する場面も多いです。

オープンなプラットフォームでの配信でも実施はできますが、社内の機密情報が漏洩するリスクが高まります。

動画配信システムであれば、配信先を限定できたり、独自のセキュリティ対策機能がついていたりするので安心して配信が可能です。

必要な研修動画を見つけやすい

研修動画が増えてきた際に「必要な動画にたどり着けない・見つからない」という悩みも出てきます。

1つの配信システム上に保管していれば、カテゴリーで分けることもでき、動画を探す手間を省くことができます。

こうしたサービスの利便性も動画配信システムを選ぶ1つのポイントです。

新人研修は使いやすい「クラストリーム」がオススメ

新人教育用の動画配信をするなら、弊社が提供する動画配信システム『クラストリーム』がオススメです!
新人教育を動画研修にする際につまずくポイントとしては、本記事でも取り上げた「3つのデメリット」です。

  • 動画の編集に時間がかかる
  • セキュリティの問題
  • 理解度を把握しにくい

しかし、動画配信システム「クラストリーム」であれば、以下の強みをもっているため、安心かつ導入のハードルを下げられます。

  • 撮影&編集が簡単
    └スマートフォンからライブ配信ができ、タップ1つでアーカイブ配信可
    └専用アプリで撮影し、アップロードも容易
    └動画内の音声をもとに自動で字幕生成
  • 視聴者限定の配信が可能
    └動画視聴には原則、IDとパスワードが必須
  • 最新のセキュリティで安心
    └独自のセキュリティ対策「ウォーターマーク(特許第6439010号)」も取得
    └機密情報の適切な使用や保護、そのリスクを軽減させるためのISO27001及びISO27017も取得。※詳細はこちら)
  • 視聴後のアンケート機能も実装
    └動画ごとにアンケートを設定可能
    └アンケート結果はCSVファイルでダウンロード可能で集計が簡単

このようにクラストリームでは簡単に動画の配信や閲覧が可能なだけではなく、セキュリティ対策も万全なため、研修の内容や社外秘の情報が外部に流出する心配が少なく、安心して新人研修にご利用いただけます。

また、視聴後アンケートなどで受講者の声を取り入れることができ、研修動画に対するフィードバックから改善を行えるのも魅力です。

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【活用事例紹介】新人教育で動画研修を取り入れた成功事例

株式会社山川機械製作所

株式会社山川機械製作所様は、平塚市に工場を構える製造会社です。
ベテランから新人への技術伝承に対して課題を感じていたところ、動画配信システムを活用することで解決に繋がりました。

▼導入前の課題 
・現場の技術はカン・コツの部分が多く、無意識に行っているものもあるため、伝承が難しかった。
・機械の操作方法がわかりにくいことがあり、手順書を見るのも時間がかかっていた。

▼導入後の成果 
・動画に撮ることで技術を残すことができるうえ、新人とベテランとの比較で作業のポイントが明らかになった。
・機械本体や手順書にQRコードを貼り、動画を見てすぐに理解できるよう改善した。

▼動画配信システム活用のコツ

  • 撮影も制作もすべて社内で行えるようハードルを下げて実施
    └スマートフォンで撮影し、そのままアップロード
    └初心者でも使いやすいアプリで最小限の編集
  • 現場の作業風景を撮影
    └ベテランと新人の動画を比較できるように1つの動画にまとめる
    └作業の様子を客観的に見ることができた

引用:株式会社山川機械製作所様の導入事例はこちら

東京ガス株式会社

東京ガス株式会社様は、ガス製造と販売を主力とするエネルギーソリューション会社です。
内線付きのスマートフォンが全社員に配布されたことをきっかけに、業務プロセスの見直しを検討していたところ、動画配信システムの導入に至りました。

▼導入前の課題 
・社内での研修や説明会を行う際に、一度に全員が集まることが難しく、何回も行っていた。

▼導入後の成果 
・スマートフォンからボタン一つで簡単にライブ配信。1年あまりで400本以上のコンテンツを登録。
・ライブ配信をすることで研修が1回で済み、大幅な業務削減に加え振り返りも可能となった。

▼動画配信システム活用のコツ
・コンテンツ作成に手間や社内負担をかけない
└通常の研修は、無編集で配信
└経営層のメッセージなどは編集をするが、外部に委託

引用:東京ガス株式会社様の導入事例はこちら

まとめ

本記事では、新人教育を動画にするメリット・デメリットと、オススメの動画配信システムについてご紹介してきました。
動画研修に切り替える際には、初期コストは必要になりますが、長期的に見ると大きなメリットが得られます。

追加の撮影機材が不要で、編集コストも最小限となる動画配信システム「クラストリーム」の導入もぜひご検討ください。

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