動画配信システムコラム
Column
2021.09.01
パスワードをかけて高セキュアな動画配信をする方法

【目次】
Youtubeでは高セキュアとはいえない理由
高セキュア動画配信なら動画配信プラットフォームがおすすめ
パスワードをかけて高セキュアで動画配信をする方法
セキュリティに信頼できる動画配信プラットフォーム比較の3つのポイント
パスワード付き動画配信のデメリット・メリット
まとめ
最近では、プライベートからビジネスまで、様々なシーンで動画配信を利用するようになりました。その中でも気になるのは、セキュリティの問題です。
配信内容によっては秘匿性の高いもの、あるいは他人に見られるのが嫌、有料配信を予定しているなど、理由はさまざまです。そうなると、動画にパスワードをかけた高セキュアな動画配信を検討したいという方も多いのではないでしょうか。
今回は、動画配信にパスワードをかけた高セキュア、つまりセキュリティに安心できる動画配信方法や、動画配信システム・プラットフォームの見極め方について解説していきます。
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Youtubeでは高セキュアとはいえない理由
動画配信プラットフォームで思いつくのはYoutubeだと思います。しかし、Youtubeの動画配信では高セキュアとはいえません。
Youtubeで設定できる公開範囲は「公開・非公開・限定公開」の3種類で、セキュリティを考えると非公開か、限定公開で公開するでしょう。しかし、それぞれで情報漏えいのリスクやデメリットもあります。
非公開の場合
自分自身と指定したユーザーのみ閲覧可能。
Youtube上の動画タブや検索には表示されず、指定したユーザーにはメールで共有ができる。
ただし、非公開動画を視聴する場合はGoogleアカウントが必須。
限定公開の場合
リンクを知っているユーザーのみGoogleアカウント不要で閲覧可能。
Youtube上の動画タブや検索には表示されない。
ただし、リンクを共有するユーザーが公開再生リストに追加すると不特定多数の人が視聴できるようになる。
高セキュア動画配信なら動画配信プラットフォームがおすすめ
高セキュア動画配信を希望するなら、動画配信プラットフォームがおすすめです。
動画配信プラットフォームの種類はさまざまありますが、ほとんどがセキュリティに対して厳重なシステムを導入しています。
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高セキュアシステム導入例
・動画データの暗号化
・視聴ページのログイン認証設定可
・ウォーターマーク表示
・IPアドレス制限・二段階認証の設定可
実際に、研修や説明会の配信、会議のライブ配信、公開前CMの共有など、導入している企業や学校は多いです。
・情報が漏れたくない動画の配信を検討している
・ライブ配信で社内のイベント・会議の情報を共有したい
・学校の授業内容を生徒にのみ閲覧できるようにしたい
以上のような方は、動画配信プラットフォームを利用した方が満足できるでしょう。
パスワードをかけて高セキュアで動画配信をする方法
では、パスワードをかけて高セキュアな動画配信をする方法について具体例を紹介します。
今回は、弊社「クラストリーム」の動画配信で視聴時にパスワードをかける方法について解説しますので、高セキュア動画配信の大まかな流れについて理解していきましょう。
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録画した動画をアップロードする
動画配信プラットフォームで動画をアップロードすることに複雑な技術は必要ありません。
管理者専用の管理サイトから録画した動画をアップロードするだけです。必要事項を入力する工程もありますが、後述しますので今は省略いたします。
「クラストリーム」は、管理サイト、視聴ページともに使いやすいユーザインタフェースで、初めて動画配信をする人も安心して設定操作ができます。
ライブ配信の場合は、ライブを流すチャンネルを作成します。
スマホやWebカメラ+パソコンで配信する際はアプリやOBS※等の配信ソフトをインストールする必要があります。
以上の操作で簡単に動画をアップロードできます。
※Open Broadcaster Software(オープン・ブロードキャスター・ソフトウェア) は、OBS Projectが開発保守しているフリー・オープンなストリーミング配信・録画ソフトウェアです。
アップロードした動画の情報を入力する
管理サイトの動画管理画面やライブ管理画面から、追加ボタンをクリックすると、動画の情報を入力する画面が出ます。
・タイトル
・概要欄
・詳細・備考欄
・サムネイル画像
以上のような必要事項を入力します。
ユーザーにとってわかりやすく、興味が湧くような動画タイトル・概要欄・サムネイル画像を設定していきましょう。
ユーザーIDとパスワードを発行・送付
「クラストリーム」では、限定公開で公開する場合、動画を視聴する際にIDとパスワードによるログイン認証が必要となります。
そのため、ID、パスワードを発行し、ユーザーに送ることで動画を視聴してもらうことができます。
動画配信プラットフォームによってはパスワードだけのところもありますが、「クラストリーム」ではIDを設定することでセキュリティ面だけでなくユーザー管理をすることも可能です。
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セキュリティに信頼できる動画配信プラットフォーム比較の3つのポイント
セキュリティに信頼ができる動画配信プラットフォームを選びたい方にとって、見るべき重要な比較ポイントが3つあります。
このポイントを覚えておくだけで、動画配信プラットフォームのセキュリティについて見極めることができるので、ぜひ覚えておきましょう。
1.視聴制限機能の有無
まず1つ目のポイントは視聴者に視聴制限をかけることができる機能があるかどうかです。
「クラストリーム」では、ID、パスワードによるログイン認証設定はもちろん、視聴者の中でも特定のグループに所属する視聴者のみに視聴権限を与えるグループ機能があります。
全視聴者の中でも、「この動画は〇〇の人たちだけに視聴させたい」など、さらに視聴制限をかけたいときに便利な機能になります。
2.映像データの暗号化の有無
2つ目のポイントは、映像データの暗号化の有無を確認することです。
「クラストリーム」では、映像はSSL/TLS対応、暗号化されるため、盗聴等における心配はありません。
SSL(Secure Socket Layer)とは、インターネット上でやりとりされるデータの「盗聴」「改ざん」「なりすまし」を防止するための暗号化プロトコル(通信方法)です。
通信内容を暗号化して、仮に盗聴されたとしても解読が困難な状態にする仕組みがSSLです。
TLS(Transport Layer Security)は、SSLにあった脆弱性を解決し生まれた、SSLの次世代規格です。
より高度なセキュリティを希望する場合は、社内にサーバーを配置するオンプレミス版を提案しています。(詳細はこちら)。
3.ウォーターマーク表示が可能か
3つ目のポイントは、ウォーターマーク表示が可能かどうかです。
ウォーターマークは漏えい防止の透かし表示のことを指し、動画をが流出されて情報を利用・悪用されるのを防ぎます。
クラストリームで使用している実際のウォーターマークを詳しく見てみる >
動画の漏えい抑止や、仮に動画が流出した場合は流出経路の特定が可能です。
パスワード付き動画配信のデメリット・メリット
パスワード付きの動画配信にはデメリット・メリットがあります。
メリットだけではなく、デメリットもしっかり理解して、自社やあなたに本当に必要なことであるのかを再検討してみましょう。
パスワード付き動画配信のデメリット
パスワード付き動画配信のデメリットは、主に以下の2つです。
・ログイン時にパスワードを入力する必要がある
・同じアカウントで複数人視聴は原則不可
セキュリティを厳重にする以上は仕方のないことですが、アクセス時にパスワードを入力しなければならない点は、人によって手間に感じるかもしれません。
特に、何かのイベント映像やさほどセキュリティを気にするが必要のない動画にまでパスワードをかけると、面倒だと思うシーンが多くなるでしょう。
そのため、その動画が本当にパスワードが必要かどうかを考える必要があります。
また、ログイン認証設定時は、なりすましや第三者からのアクセスを防ぐことが目的のため、ほとんどが同じアカウントで複数人視聴は不可能となります。(クラストリームでは、同じID・パスワードで複数視聴が可能なマルチアカウント機能をご用意しております。)
だからこそ、セキュリティに信頼ができる証拠ではありますが、視聴させたいユーザー毎にパスワードを案内する手間がある点は覚えておきましょう。
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パスワード付き動画配信のメリット
パスワード付き動画配信のメリットは、主に以下の2つです。
・情報漏えいリスクが少なく安心
・機密情報も共有しやすい
何より情報漏えいのリスクがほとんどなく、機密性の高い情報も共有しやすい点がメリットです。
デメリット以上にメリットとなる点が魅力的なのがパスワード付き動画配信です。
まとめ
今回は、動画配信の際にパスワードをかけて高セキュアに動画配信をする方法について紹介しました。高セキュアの動画配信プラットフォームを見極めるポイントやメリット・デメリットについても理解してもらえたでしょう。
弊社の提供している「クラストリーム」は、厳重なセキュリティ・快適性・コスパの良さを追求した魅力溢れる動画配信プラットフォームです。
使っていく中でわからないことがあれば、全力でサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。気になる方は資料請求や無料体験も実施しておりますのでお試しください。