YouTube非公開共有のやり方とは?メリット・デメリットと注意点を解説

コロナ禍により在宅勤務が急増し、社内での動画配信が一層活発化しています。その中で、コストを抑えながら簡単に動画を共有できるYouTubeの『非公開』設定が、多くの企業で活用されています。
今回は、Youtubeを「非公開」で共有する方法と、そのメリットやデメリット、そしてオススメの動画配信サービスについてもご紹介します。

Youtubeの公開設定の種類

まずYouTubeには、以下の3つの公開設定があります。

  • 公開
  • 限定公開
  • 非公開

公開

公開を設定された動画はすべてのYouTubeユーザーが視聴できます。
インターネットで検索されたり、YouTube内で検索されたりした際にも表示されます。

限定公開

該当のYoutube動画のURLを知っている人”限定”で視聴できる設定です。
限定公開の動画はGoogleアカウントがなくても視聴できますが、視聴するにはURLを共有してもらう必要があります。
YouTube内の検索やインターネット検索でもたどり着くことはできず、おすすめ動画や関連動画といったレコメンドにも表示されません。

限定公開について詳しくはこちらの記事で解説しています。
関連記事:YouTube動画を限定公開するメリット・デメリットと設定方法をご紹介!YouTubeや動画を使う際の注意点も解説します

非公開

自分自身と指定したユーザーだけが視聴できる一般には公開されない設定です。
非公開設定の動画は、限定公開と同様にインターネット検索やYouTube内の検索結果に表示されません。

さらに、動画URLを知っていても、事前に指定されたGoogleアカウントのユーザー以外は視聴できない仕組みです。
非公開の動画を視聴したい場合には、該当の非公開動画に動画を共有したい方のGoogleアカウントを招待する必要があります。

Youtubeの「非公開」設定の手順

次に、YouTubeの「非公開」設定方法をご紹介します。
動画を非公開に設定してアップロードする方法は以下の2パターンがあります。

  • 動画アップロード時に設定する
  • 公開中の動画を「非公開」設定に変更する

動画アップロード時に設定する

  1. チャンネルのダッシュボードページ右上にある、『作成』というアイコンをクリックし、「動画をアップロード」という項目を選択します。
  2. 「ファイルを選択」からアップロードしたい動画を選択します。またはアップロードしたい動画を画面内にドラッグ&ドロップすることでも動画のアップロードが可能です。
  3. 案内される通り「詳細」「動画の要素」「チェック」を入力し、最後に出てくる公開設定の際に「非公開」を選択します。
  4. 非公開を選択した状態で右下の「保存」をクリックすれば非公開設定が完了です。

公開中の動画を「非公開」に変更する

  1. チャンネルトップページの左側メニューにある「コンテンツ」を選択します。
  2. 公開設定を変更したい動画の「公開設定」から「非公開」を選択
  3. 非公開を設定後、右下の「保存」をクリックすれば設定完了です。

Youtubeの「非公開」動画の共有方法

Youtubeで「非公開」設定をした動画を共有するためには、視聴可能にしたい相手のGoogleアカウントを招待する必要があります。

ここでは、「非公開」動画を共有する流れをご紹介します。

  1. チャンネルトップページ左側のメニューにある「コンテンツ」を選択します。
  2. 対象の動画の「公開設定」のところに表示されている「非公開」の横に矢印が表示されるのでクリックします。
  3. 「公開設定」に関する表示がされますので、「非公開」に下に表示されている「動画を非公開で共有する」をクリックします。
  4. 視聴可能にしたいユーザーのGmailアドレスを入力して Enter キーを押します。
    ※複数名の登録が可能です。
  5. 入力が終わったら「完了」をクリックします。
※なお「メールで通知する」にチェックをすると、登録したユーザーにメールが送信されます。
  6. 最後に「保存」をクリックします。これで非公開の動画の共有が完了です。

YouTube動画を「非公開」で共有するメリットは

Youtube動画を「非公開」に設定するメリットは、管理者が指定した特定のユーザーだけが閲覧できるため、セキュリティ向上に繋がるという点です。
社内向けに動画を活用する際には、社外秘の情報も多く含まれることもあり、セキュリティ対策は必須となります。

「非公開」設定であれば、管理者側が登録したユーザーのみが視聴可能になるため、情報漏洩のリスクが低くなります。

YouTubeを非公開で共有するデメリット

セキュリティ向上に繋がるYoutubeの「非公開」設定ですが、デメリットもあります。

それは、非公開動画を視聴するためには、視聴者がGoogleアカウントにログインしている必要があります。視聴者がGoogleアカウントを持っていない場合やログインを忘れている場合、動画を視聴できないという不便さがあります。管理者側で、視聴可能にしたいユーザーのGmailアドレスを登録した上で、該当のGoogleアカウントにログインをしてもらうことで視聴が可能となります。

視聴可能にしたいユーザーがGoogleアカウントをもっていない、またはログインしていない状態では非公開動画を視聴できません。そのため、「非公開」設定をしているYoutube動画を共有する前に、相手がGoogleアカウントを持っているか、日常的に利用しているか確認しておきましょう。

また、非公開動画の共有は一定のセキュリティ対策にはなりますが、投稿時の設定を間違えると社外に公開されてしまうこともあります。このようなヒューマンエラーを100%防ぐことは難しいでしょう。

さらに、個別に動画の閲覧許可を設定することはできますが、視聴可能にしたいメンバーが増えてきた際には、大量のアカウントに対して個別に許可を与えていく作業や管理する業務に時間を取られてしまうといった点もデメリットと言えるでしょう。

非公開にしたい動画の共有には「クラストリーム」がオススメ

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クラストリームでは、以下の強みをもっているため、社外秘の情報を外部に漏らすことなく、安心かつ導入のハードルを下げることができます。

視聴者限定の配信が可能

動画視聴をするにはIDとパスワードが必須となるよう設定が可能です。
IDとパスワードは各ユーザー毎に発行可能なため、いつどのユーザーが動画を閲覧したかなどの記録も可能です。

最新のセキュリティで安心

独自のセキュリティ対策「ウォーターマーク(特許第6439010号)」をご用意しており、万が一動画が流出してしまった場合でも、誰のアカウントから流出したのかを確認することができます。
また、IPアドレス制限・ドメイン制限などもご用意しており、特定の端末や環境下からしかアクセスができないようにすることも可能です。

さらに、オンプレミス版のご用意もあるため。外部からの不正アクセスを未然に防ぎます。

このような高いセキュリティ対策が施されているため、セキュリティの厳しい金融機関や官公庁などでもご利用いただいております。

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